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みんなでお花!花火みたいで華やかです。

まちの使ったことのないスペースを使ってみるアイデア:イベント「101人ライトドローイング」

「ライトドローイング」ってご存じですか?「ライトグラフィティ」と呼ばれたりもします。暗いところでペンライトや懐中電灯を動かして空中に絵を描き、それをシャッタースピードを遅くしたカメラで撮影する方法です。「暮らしの芸術都市-松戸アートラインプロジェクト2012-」では2012年12月にこのライトドローイングの手法を使ったワークショップイベントが開催されました。その模様を写真で簡単にご紹介したいと思います。

舞台は公共空間

夜の公園やマンションの公開空地。誰でも自由に立ち入れるはずなのにだれもいない、何かに使おうと思ってもそれがなかなか難しい場所ってありますよね。今回のプロジェクトはそんな「みんなのものであって、誰のものでもない」場所にピントを合わせたものです。

公園の入口付近で受け付け。お子さん連れなどたくさんの人にご参加いただきました。

大きいスクリーンを設置して撮影した写真を確認します。

スクリーンに投影しているところ。

聖徳大学の大成先生にやり方をご指導いただきます。

だんだん皆さん慣れてきていろいろな文字やマークができてきました。

体の線をなぞるとこんな感じに。共同作業も楽しいですね。

みんなで思い思いに暗闇にドローイング!

みんなでお花の模様!花火みたいで華やかです。

公開空地を使ってみた

公開空地ってご存じですか?

公開空地(こうかいくうち)とは、オープンスペースの一種。建築基準法の総合設計制度で、開発プロジェクトの対象敷地に設けられた空地のうち、一般に開放され自由に通行または利用できる区域。

公開空地の条件にされるのが、一般に開放され、歩行者が自由に通行したり利用したりできるようにすることや道路側の遮断を行わずに周辺環境の向上に努めることである。なお、営利目的な施設等は長期間にわたって常設占有はできないことになっているが、イベントなどの一時的な利用は可能とされる。
公開空地は建築や都市用語である、都市空間における建築物と建築物のあいだ、住宅地における敷地と建物の間等の空間的な間である「つなぎ空間」をも意味する。公開空地のほかには、都市空間では道路、広場、庭、アプローチ、コモンスペース、などがあげられる。
(Wikipediaより)

マンションの敷地の一部で道路と一体化していたり柵がなかったりして、住民以外も通行できるようになっている場所がありますよね。あれが公開空地です。松戸駅前にももちろん公開空地があるんですが、使えるよっていわれてもどう使ったらいいの…?と普通は思うところ。そこで今回のプロジェクトはそんな公開空地に着目して会場の一つに選定したそうです。

普通のマンションにライトドローイングが出現!

アーティストさんの発想と地元のみなさんのご協力の下に実施されたこの企画。アーティストと住民で作り上げたMAD Cityらしい企画になったと思います。実は誰も使っていないスペース、まちのなかにはたくさんあるんじゃないでしょうか。皆さんはどんなスペースを使ったアイデアを思い付きましたか?

このイベントのそのほかの写真は「暮らしの芸術都市-松戸アートラインプロジェクト2012-」のページから閲覧&ダウンロードできます。ぜひこちらにもお立ち寄りください!

著者プロフィール

赤星友香/まちづクリエイティブ

赤星友香/まちづクリエイティブ

赤星友香
フリーランスのクロシェター・ライター。編み物のパターンを作りながら、文章を書く仕事をしています。心から納得できる仕事をしようとしている人たち、自分や周りの人にとってより暮らしやすい環境を作ろうとしている人たち、小さくてもおもしろいことを自分で作って発信している人たちを言葉にして伝えることで応援したいと思っています。

まちづクリエイティブ
「つづく世界をつくる。」を掲げて活動するまちづくり会社。MAD Cityプロジェクトを運営しています。

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