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松戸出身・ゆかりのある著名人にはどんな人がいるのか調べてみた

松戸市出身・ゆかりのある著名人

千葉県は実は、大勢の著名人の出身またはゆかりのある土地です。例えば、千葉県で最も人口の多い千葉市(約97万人)は人気アイドルグループ「嵐」の相葉雅紀、女優の市原悦子、読売ジャイアンツ監督の高橋由伸などの出身地です。次に人口の多い船橋市(約62万人)はというと、前内閣総理大臣の野田佳彦、女優の長谷川京子、歌手の倉木麻衣などを輩出しています。それでは人口第3位の松戸市(約48万人)はどうでしょうか?(なお、サムネイル画像は松戸市公式ウェブサイトから引用しました。)

松戸駅西口

松戸駅西口の様子。実は多数の著名人の出身・ゆかりのある土地である松戸市。

調べてみたところ、千葉市や船橋市出身の著名人に比べて、なんともクセのある、ある種偏った魅力をお持ちの方々が多いように思います。つまり、キャラクターが凄く立っているというか、ニッチなところを極めているというか、ある意味泥臭い求道者のような風情を感じる方々ばかりです。今回はそんな松戸市出身・ゆかりのある著名人をご紹介します。

阿部サダヲ

舞台を中心にテレビドラマ、映画と幅広く活躍している俳優である阿部サダヲといえば、シリアスな役でもコミカルな役でも瞬時に自分色に染めてしまうところが凄いです。その高い演技力から来る確かな存在感が大きな魅力だと思います。劇団「大人計画」に所属し、2000年に同じ大人計画のメンバーである脚本家・宮藤官九郎作品の「池袋ウエストゲートパーク」に出演して以降、”クドカン作品”の常連出演者でもあります。また、バンド「グループ魂」のボーカルとして、2005年には紅白歌合戦にも出場しています。松戸市立松戸高等学校の卒業生でありグループ魂のメンバーでもある小園竜一と、高校時代に同級生だったということから、阿部サダヲも少なくとも高校時代まで松戸で生まれ育ったようです。

阿部サダヲの初主演映画「舞妓Haaaan!!!」の一コマ。

阿部サダヲの初主演映画「舞妓Haaaan!!!」の一コマ。(画像引用元)

伊坂幸太郎

「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」「アヒルと鴨のコインロッカー」など、数々の名作を生み出している人気小説家である伊坂幸太郎も実は松戸市出身です。本屋大賞において唯一第1回から第4回まですべてにノミネートされ、2008年の第5回に「ゴールデンスランバー」で同賞を受賞しています。文学賞ついでに言うと、エンタメ作家にとっての”最高の栄誉”とされている直木賞に5度のノミネートと落選を経た末に、直木賞に選考されるのを辞退という異例の経験を持っています。ちなみに筆者が伊坂幸太郎で一番好きな小説は「フィッシュストーリー」です。

伊坂幸太郎は高校まで松戸で暮らし、学び、書いていたそうです。

伊坂幸太郎は高校まで松戸で暮らし、学び、書いていたそうです。

和田豊

プロ野球界からは昨年まで阪神タイガースの監督を務めていた和田豊です。彼の凄いところはまず、1985年に阪神タイガースに入団してから、他球団へ移籍することなく2001年まで現役生活を続けたことに加え、現役引退後も一軍・二軍でのコーチを経て、そして2012年から2015年まで一軍の監督を歴任するという働きぶり。阪神において選手・コーチ・監督時代を通じて、31シーズン連続でプロ野球の現場に従事したのは和田豊が初めてです。その堅実な守備とシュアなバッティングで阪神のチームリーダーとして活躍しました。バッティングは勝負強さを武器に通算1739安打を記録していますが、特に有名なのは流し打ち、というかヒットはほぼ全て流し打ち、内角球に対しても流し打ち。芸術的、と評される由縁です。

和田豊は中学まで松戸。我孫子高校に進学し、1年生の時に三塁手として夏の甲子園に出場しました。

和田豊は中学まで松戸。我孫子高校に進学し、1年生の時に三塁手として夏の甲子園に出場しました。

ラッシャー板前

お笑いタレントでたけし軍団メンバーのラッシャー板前です。高校まで松戸で生まれ育っています。芸名の由来はプロレスラーのラッシャー木村になぞらえたもので、たけし軍団に弟子入りする前に板前修行の経験があったことにあるからだそうです。筆者の世代からすると、ラッシャー板前といえばテレビのリポーターとして活躍してることが多かったように思います。

ラッシャー板前はビートたけしと明石家さんまの付き人を務めました。

ラッシャー板前はビートたけしと明石家さんまの付き人を務めました。

増田セバスチャン

きゃりーぱみゅぱみゅのアーティストデビュー当時からのライブの演出やMVの美術デザインをしていることでも有名なアートディレクターである増田セバスチャン。原宿の「kawaiiカルチャー」の第一人者です。2014年にはニューヨークで初の個展「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-」を開催するなど、活躍の幅を広げています。評論家の宇野常寛が主宰する雑誌「PLANETS vol.9」で書いている「2020年『原宿聖地化計画』」など、2020年のオリンピックに向けて原宿の街を世界にどう発信していくかを議論していたりもします。なお、阿部サダヲとは高校時代からの友人だそうです。

90年代の原宿カルチャーとは、言ってしまえば「渋谷」的なメインカルチャーに対してのオルタナティヴだったからこそ、その土地にとらわれず結果として世界中に拡散していった。その原宿の本質をもう一回取り戻すために、2020年に何かを示してあげるべきですね。

【『P9』掲載予定の記事を先行公開!】2020年「原宿聖地化計画」――概念としての原宿から本当の原宿へ(増田セバスチャン・インタビュー) ☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 vol.213 ☆

寺山修司に影響されて前衛演劇を志し、90年代前半には現代美術家の元で学び、95年に裏原宿のプロペラ通りにショップ「6%DOKIDOKI」させ、そのポップでカラフルでありながらアナーキーで反抗的だったり、退廃的でアングラな世界観は国内外から「Kawaiiカルチャー」の発信地として注目されることになります。

寺山修司に影響されて前衛演劇を志し、90年代前半には現代美術家の元で学び、95年に裏原宿のプロペラ通りにショップ「6%DOKIDOKI」させ、そのポップでカラフルでありながらアナーキーで反抗的だったり、退廃的でアングラな世界観は国内外から「Kawaiiカルチャー」の発信地として注目されることになります。(画像引用元)

平野レミ

料理愛好家、タレント、シャンソン歌手である平野レミは、生まれこそ東京ですが、出生直後から松戸に移り、育っています。終始テンションが高く、息つく間もないほどの早口で話すのが特徴です。テレビの料理番組でその賑やかなキャラクターとバラエティー豊かかつイマジネーション溢れる料理の数々が披露されています。料理番組に初出演したのはNHKの「きょうの料理」、今も出演を続けています。平野レミの公式サイト「remy」には豊富なレシピの数々や料理コラムなど、”食”に関する情報が満載です。「平野レミ」とネットで検索してみると、炎上記事がたくさん見つかりますが、これもひとえに彼女の料理に対する愛情とその底抜けに明るいキャラクターなど、突き抜けた魅力があるからこそです。

料理愛好家の平野レミはTwitterでたまに 140字以内のシンプルなレシピをつぶやいています。自炊する方は参考にされてみては?

料理愛好家の平野レミはTwitterでたまに 140字以内のシンプルなレシピをつぶやいています。自炊する方は参考にされてみては?(画像引用元)

一見普通だけど明らかに変な人材を輩出する(?)松戸

いかがだったでしょうか?このメンツに共通している”偏り”は偶然なのか。ここまで読んでくださった方の頭には、少なくとも今回ご紹介した6名の方々から松戸のまちや松戸民の特徴というかイメージが湧いたと思いますが、そんな松戸というまちをこれからも是非楽しんでもらえたらと思います。

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著者プロフィール

funahashi taku

funahashi taku

空き家を魅力的な「まちのコンテンツ」に生まれ変わらせたり、社会的課題解決のツールとして活用したい、そんな観点から書いているブログ「空き家グッド」を運営しています。2015年6月からはMAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に記事をちょくちょく寄稿しています。
http://akiya123.hatenablog.com/

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