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のんびりゆったり暮らしましょ♪ 賃貸平屋住まいの楽しみ方
平屋。ひらや、と読みます。ご存じかと思いますが、一階建ての一戸建てという、あれです。もしかしたら「そういえば小さい頃は賃貸の平屋に一家4人で住んでいた…」なんていう方もいらっしゃるでしょうか。地面からにょきっと生えてきたようなたたずまい、小さなお庭、お部屋の狭さやお隣との距離、なんかも含めて平屋暮らしにはなんだか昔ながらの暮らしがつまっているような感じがします。
東京近郊に暮らしていて、最近平屋が少なくなったなあと感じるようになりました。平屋がいくつか密集して建っていたのが取り壊されて、そこに新しいアパートやマンションができるなんていうことも多くなりました。古いものはもう需要もなくなってきたのかな…ちょっと寂しいな…と思うこともしばしばでしたが、MAD City 不動産をやっていると賃貸の平屋ありますか?というお問い合わせ、けっこういただくんですね。
上記はMAD City不動産でご紹介したことのある賃貸平屋たち。すぐに借りてくださる方が見つかりました。
平屋が好き!平屋に住みたい!という方が他にもたくさんいらっしゃるのはとてもうれしいことでした。でも、平屋ってどこがそんなにいいんでしょう?MAD City 不動産でご紹介している築年数が30年以上経っているような古い賃貸の平屋の特徴を考えてみました。
間取りが手頃
賃貸の平屋で多いのは2K(二部屋とキッチン)、3K(三部屋とキッチン)など。ひとり暮らしで広々と住むにも、夫婦で住むにも、間取りによってはシェアメイトと住むにも向いています。
空間が仕切りやすい
しっかりと部屋が壁で仕切ってあって、しかもLDKやDKがあるのがいまの賃貸物件の主流。ですが、古い賃貸平屋に多いのは部屋と部屋が襖で仕切られているパターンです。こういうお部屋だと二部屋をつなげて広々と使ったり、広々とさせた上に家具で上手に間仕切りをつくってごはんコーナー、趣味コーナー、書斎コーナーをつくったりすることができます。
小さい庭がついている
これもすべてかならずというわけではありませんが、賃貸でも平屋には庭がついていることが多いです。洗濯物を干すのにも、ガーデニングにも、家庭菜園にも、犬を飼うにも、多少荷物が多い人は物置をおいたりするのにも、なにかと庭は便利ですね。庭のおかげで隣家とのスペースも確保できるので、ちょっと大きな音で音楽を聴くときなんかも安心です。
とにかくレトロ
賃貸の平屋は築40年なんてものもざら。窓や玄関のサッシはアルミに替わっているものも多いですが、トイレの小さな窓なんかは木のサッシのままだったりします。壁もモルタルだったり、砂壁だったり、障子がついていたり、とにかく懐かしい建具がたくさん。平屋には長屋式のものもあるのですが、長屋までいくと落語の熊さんが出てきそうで、それもまたレトロですね。その代わり台所やお風呂の水回りもレトロなままだったりするのでその辺は要注意です。
小さい子どもがいても安心
平屋ですので二階がない。というわけで階段がありません。ちょっと親が目を離したすきに…なんてことがなくて安心です。あと、子どもがパタパタ走り回っても集合住宅のように近隣への騒音を気にすることもほとんどありません。子どもをお庭で遊ばせることができるのもうれしいですね。
でも冬は寒い
最後はデメリット?です。賃貸平屋、ほとんどが木造ですので冬は寒い。最近の一戸建てと違い、やっぱりすきま風が入りやすいです。でもそんな寒さ対策すらも楽しんで住んでいる人がいらっしゃるのもまた事実。たとえばこんな工夫の方法もあります。
最後に、私が探していて素敵だなあとおもったのは、平屋をお店にしている人たち。賃貸で、かつ改造可能ならお店を始めるにも手ごろ。外部の事例もリンクを張ってみますので、みなさんも素敵だなあとわくわくして見てみてください。
カフェかたつむりさん
4th cafeさん
Cafe RAGBAGさん
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