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green drinks 松戸 vol.11 レポート

5月20日(日)9:30~15:00 / 自給田んぼ

自給自足できる街をテーマに2011年5月から毎月1回開催されているgreen drinks 松戸。2012年は「○○をつくろう!」をテーマに掲げ、少しでも自給力を高めることを目指していきます。

今回はgreen drinks松戸の一周年!そんなおめでたい回のテーマは、「MAD RICEをつくろう~gd松戸1周年記念 MUDまみれのMADな田植え~」です。

畑作りを行ったvol.10に引き続き、vol.11ではgd松戸創設以来の念願だった自然栽培のお米作りに挑戦!少し暑くなり始めた5月20日(土)に開催しました。

田んぼは、松戸を飛び越して近隣の白井市にある元耕作放棄地。オーガニックレストランCAMOO店長・伊藤淳さんの友人がお米を作っていたというこの場所で、伊藤さんをリーダーに、晴れる家caféの斎藤夫妻、そしてオーガナイザーの殿塚という3名のgd松戸メンバーでお借りしました。

田植えにあたっては、田植え経験豊富なCAMOOの皆さんに教わりながら、冬場からコツコツと準備が進行。まだここが田んぼかどうかもわからないような状態の中での草刈りに始まり、苗を提供してくださる流山の有機農家「真澄農園」さんで、種上の手伝い、田んぼを平らにするための代かき等、時間の合間を見つけてみんなで準備を行いました。

最初はこんな状態。刈払い機を使った草刈りや水路の清掃を行いました。


愛情たっぷりで準備された田んぼを会場に、暑さを予感させる青空のもとvol.11スタートです!

田植え前の田んぼの様子。周りが森に囲まれ自然豊かな環境です。

泥に触れよう、自然を感じよう。
主催者の挨拶の後に、最初に行ったのは田んぼで遊ぶこと。田植えを始める前にまずは田んぼに慣れよう!ということで、田んぼの中でしっぽ取りゲームを行いました。

ルールは簡単。後ろにつけたしっぽを取られないように逃げながら他の人のしっぽを奪います。最後までしっぽをつけていた人の勝ちです。

さっそくゲームスタート!恐る恐る田んぼの中に足を踏み入れる参加者の皆さん。最初はゆっくり歩きまわっているだけでしたが、白熱してくると泥を飛ばして走りまくり!

ゆっくり歩くのがやっとだったのに、皆泥まみれに!

最後は一騎打ち!数分のにらみ合いの後、勝負が決まりました。

写真左の方が本日のチャンピオン!おめでとうございます!!

さて、田んぼに慣れたところで、田植えスタートです。既に若干息が上がっている人もいますが、大丈夫でしょうか(笑)?

いつも食べているのに意外と知らない、お米の作り方。
まずは伊藤さんから、田植えの説明です。
田植えをする前に、田んぼに生えている雑草や去年の稲わらの残りを、足で踏んで土にすき込まなくてはいけません。実は先程のゲームも、ただ走り回っていたのではなく、走ることによって雑草やイネがすきこまれるという狙いがありました。

続いて苗の植え付け方を説明。2~3株をいっぺんに持って、指の第一関節くらいの深さに植え付けます。このときしっかりと土に植え付けないと、あとで水に浮きあがってきてしまうので要注意。

えんぴつを持つようにして苗を植え付けます。


作業前に、苗床にまとめてあった苗を田んぼに分けて置いていきます。終わったらさっそく1列に並んで田植えスタート!

記念すべき1株目!みなさん恐る恐る植えつけてます。

1列終わったら次の列に移ります。このとき、前の列との間隔がしっかりとれていないと、成長した後に隣の株とぶつかってしまいます。そのため田んぼの両サイドにロープを張った棒をさし、1列1列移動させながらきっちり間隔を測ってから植えていきます。

2列、3列と続けていくうちにだんだんとコツがつかめてきました。「腰が痛くなりそうー」「1列植えるだけでもやっぱり時間かかる!」など色々な声が聞こえてきます。

苗床から少しずつ苗を分けて植えていきます。

参加者の皆さん、集中と疲れからか、次第に無言に…。
と、ここで何やら軽快なコンガの音が!伊藤さんが持参したコンガの即興演奏が始まりました。なんでもCAMOOで田植えをするときには、BGMとしてコンガを演奏しながらやることがあるんだとか。

実は田植えと音楽はとても縁があります。古くから歌をうたいながら、田植えをすることが行われてきました。これは田植えが単なる労働ではなく、収穫に感謝しながら行われる、ある種の儀式だったからと言われています。

実際にコンガが鳴り始めるとなんだかちょっと楽しくなってきて、参加者のみなさんも再び和やかな雰囲気に。田植え歌が生まれた理由を身をもって体感した一幕でした。

田植えとコンガのナイスなコラボ!

作業が進み、1時間半近くかかって、なんとか1反目終了!
ちょうどお昼になり、お待ちかね!ポットラックパーティータイムです!

シェアすることで、もっと楽しいお弁当タイム
お昼は参加者のみなさんの持ち寄りによるポットラックパーティー!手作りならなんでもOKという「自給弁当」を各自用意してもらい、皆で分け合って食べる形式です。

みんなが持ってきたお弁当を広げます。おいしそう!

食べる前に、参加者ひとりひとり、今日持ってきた自給弁当について説明していきます。おばあちゃんが朝作ってくれた煮物やおにぎりに、しそとチーズを巻いたササミロール、九州出身なので筑前煮(九州ではがめ煮というそうです)など多種多様な弁当が勢揃い。極めつけは晴れる家cafeの斎藤夫妻が持ってきたマクロビお惣菜。さすがはプロの腕前で、これには一同から喜びの声があがります。

おいしいお弁当を前に、ハイチーズ!

気合をいれて、2反目スタート!
午後に入り、2反目の田植えスタートです!
もう田んぼに入っていく参加者のみなさんの足取りもしっかりしたもの。再び横一列に並んで、作業スタート!2反目になると作業にも慣れてきてスピードもアップ!伊藤さんも驚くほど。

二反目からは参加者の方に棒とロープの移動をお願いしました。するとにぎやかな掛け声が!一列作業が終わるごとに「MAD!RICE!HUUUU!!!」という掛け声&決めポーズを決めてからガイドのロープを移動させます。これぞまさにMADな田植え!(笑)

でもこれも単なる悪ふざけではありません!手で田植えをする際のポイントはロープを移動させる方の仕切り。田植えのペースも、場の雰囲気も仕切り方によって全く異なります。サッカーでいえば司令塔に当たるこのポジションの方が賑やかになることで、植えている方の元気も出てくるんです!

「MAD!RICE!HUUUU!!!」立てた親指と腰使いがポイントです。(笑)


司令塔の元気のおかげか、1反目よりもはるかに速いスピードで作業が進行。なんと30分以上早い一時間弱で二反目が終了しました。

一日かけての田植え体験でしたが、田んぼ未経験の参加者の方も多く、改めて土に触れるいい機会となったようです。「泥に触れるのがこんなに気持ちいいと思わなかった」という声や、「バケツで稲育ててみようかな…」という声が聞かれ、田んぼの泥や稲が意外に身近なことに気付くきっかけとなったのではないかと思います。

前回vol.10では畑を作り、今回のvol.11では田植えと、普段興味があってもなかなか体験する機会がなかった「自給自足」への気軽な一歩を作っているgd松戸。

普段「気軽にご参加ください!」とあってもなかなか参加する一歩って、難しいですよね。でも農業をやることを主目的としない、green drinksというカジュアルな場でやるからこそ、本当に気軽に参加しやすいのではないでしょうか。

「何か自分の手で作ってみたい!」「自給自足ってキーワードに興味あるけどなかなか…」という方、ぜひgd松戸に参加して、自分なりの「自給自足」に一歩足を踏み出してみてくださいね。

[Text:原田恵]

原田恵/埼玉生まれ埼玉育ち。筋金入りのさいたまっ子。
小さい頃から家にあった住宅雑誌を愛読し、建築を志すも数字アレルギーのため断念。より自然に近いことをやりたいと大学で造園について学ぶ中で、人との出会いの楽しさに気付く。現在は大学院で、人が主役になれる都市計画やデザイン、まちづくりについて学んでいます。
gd松戸サポーター/TX柏たなか駅高架下にて毎週土曜コミュニティカフェ「たなかふぇ」運営中
Twitter: @mkuman

——〈以下は事前の告知時の記事になります〉——

green drinksとは、東京やニューヨーク、中国からボツワナまで世界の750都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにした飲み会のこと。
green drinks 松戸は、松戸に拠点を構えるMAD City Gallery、SlowCoffee、CAMOO、晴れる家cafeが協力しあい、“自給自足できる街”をテーマに松戸のあちこちで月に1回開催しています。2012年は「○○をつくろう!」をテーマに掲げ、実際にちょっとだけでも自給力を高めて頂けるようなgdにしていきます。

vol.11のテーマは「MAD RICEをつくろう~gd松戸1周年記念 MUDまみれのMADな田植え~」
昔の暦の言い方で早苗月とも言っていたとおり、5月はお米作りにとって大事な田植えの時期。だけど都心ではどんどん田んぼがなくなっており、近くで稲を育てている景色はなかなか見られなくなってきたものです。水の張った田んぼを自分のからだで体験する機会なんて、なかなかありませんよね。

というわけで、gd松戸vol.11は「MAD RICEをつくろうgd松戸1周年記念 MUDまみれのMADな田植え~」と題し、ORGANIC レストラン CAMOOさんと晴れる家カフェさんと共同開催で、みなさんと田んぼに出て実際に田植えをします!会場はもちろん田んぼ。松戸を飛び出し、白井市にある田んぼをお借りして、参加者のみなさんと一本ずつ苗を手で植えて頂きます。

そして今回でgd松戸は1周年を迎えます。ということで今回のランチタイムには、みんなで手作り料理を持ち寄って食べるポットラックパーティを開催。みなさんお手製の「自給弁当」をもちよって、田植えをして汗をかいたあとの、格別なランチを楽しみましょう!(自給弁当:手作りならOK!さらに素材や、ソースなども手作りしてあると素敵です。)

また今回植えた苗からできたお米は、収穫した後に行われるgd松戸で振舞われる予定です。みなさんと一緒にMADRiceを作りたいと思っていますので稲刈りの企画なども当日のポットラックパーティをしながらみなさんと決めていけたらと思っています。田植えで身体を動かして得られた感触から自然の力を感じ、昔からお米作りをしてきた日本人のDNAを目覚めさせませんか!



green drinks 松戸 vol.11「MAD RICEをつくろう~gd松戸1周年記念 MUDまみれのMADな田植え~」

日時:5月20日(日)9:30~15:00 OPEN 9:00〜(大雨中止)
場所:千葉県松戸市神々廻1701 (白井市民プールの目の前です。)
詳細はこちら

田んぼはこんな感じです。

料金:800円

田んぼはこんな感じです。

※電車でお越しの方:当日8時30分に北総線西白井駅に集合下さい!車で送迎します。
※車でお越しの方:直接現地までお越し下さい!
※その他、松戸駅、新八柱駅でのピックアップ相談可能です。お問合せ下さい。

持ち物
【必須の持物】
・田植え用長靴(ワークマンなどで購入可、泥に入れてもぬげない足袋などもOK無い方は裸足でもOKです*一般の長靴では作業中に脱げてしまうのでNGです。)
・泥んこになってもいい服装、着替え
・帽子
・タオル

【出来れば持ってきていただきたいもの】
・自給弁当(おにぎり1個でもお惣菜1つでもOK。可能な範囲でお願いします。)

・雨天時のカッパ(雨天時のみ)
・水タンク(飲料、手足洗い用)※必要な方のみ

申し込み方法:ページ下のフォームよりお申し込みください。

プログラム
09:00〜09:30 OPEN 
09:30〜10:30 主催者挨拶、オペレーション、田んぼで遊ぼう
10:30〜12:30 田植え(手で植えます!)    
12:30〜13:00 休憩 
13:00〜15:00 ポットラックパーティ 

その他
田んぼの放射線量については調査済みです。数値は下記の通りです。
大変恐縮ですが、数値についてのご判断は各自にお任せしております。

田んぼ:492Bq/kg
空間線量:約0.15μSv/h
(参考:松戸市除染対象空間線量は0.23μSv/hです。それ以下の数値にはなっています。)

【田植えメンバー】

伊藤淳

松戸市日暮にある旨い野菜のレストラン“organic CAMOO”店長。野菜ソムリエ。
自らも自然農法による野菜作りを実践し、メニューには『白井神々廻カムー菜園』
『松戸無農薬栽培研究会』『流山真澄農園』『茨城ふたば自給農園』『熊本どれみ村』などの
農薬や化学肥料を使わない野菜を使用している。
またSlowCoffeeと共同で、八柱オーガニック朝市も開催中。
現役のDJでもあり、現在も松戸や都内のクラブでDJ活動をし、CDも出している。

ブログ http://ameblo.jp/organiccamoo/

斎藤晃

クリスチャンで料理人、玄米菜食家、陶芸愛好家、日本酒愛好家。
日本酒居酒屋の経営に10年間携わる。その間、巡った酒蔵は100蔵。麹、酵母、発酵といった
微生物の力、日本の食文化を大切にすることを学ぶ。その後転職し、健康食品の事業を開始。
安全、環境、健康の重要性を学ぶ。シードマイスターの資格を取得。安全な食、本物の食、
野菜の力(在来種、無肥料、無農薬の究極の野菜)に目覚め、種の重要性に気づき、自らも
ゆるベジの玄米菜食に切り替える。松戸の自宅アトリエにある窯を利用して陶芸教室を開始。
2011年5月に同アトリエを改造して玄米菜食の自然派カフェ「晴れる家cafe」を開業。在来種、
無肥料、無農薬の究極の自然栽培の野菜と菜食の楽しさを伝える。酵素たっぷりで元氣に
なっちゃうメニューで手作りの器でおもてなしするお店。コンセプトは「週に一度はベジの日を!」

晴れる家cafe http://www.hareruya-cafe.com/

【オーガナイザー】
殿塚建吾

1984年生まれ。松戸市出身。古民家鑑定士。松戸のまちづくり会社に勤めるかたわらフリーライター、企業のCSRイベントを企画運営している。自給自足の笑える街づくりが当面の目標!現在は21世紀の百姓を目指し、松戸での自給計画を妄想中。twitterID@ktono54

【MADRiceGirls(gd松戸サポーター)】
増田葵&神谷真央&原田恵

増田葵(左)
1989年生まれ。静岡県伊豆市育ち。田舎大好きで伊豆を愛してやまない大学生。
散歩と昼寝と泥にまみれるのがすき。
twitterID@a0i0a

原田恵(中央)
1989生まれ。埼玉生まれ埼玉育ち。大学でランドスケープデザイン・まちづくりを勉強し、現在は柏に通う大学院生。「人々の生活から都市の形を探る」ことを目指しています。色々な人に出会って話を聞くこと、街歩き、カフェが好き。TX柏たなか駅すぐの環境コンビニステーションで週1回コミュニティカフェ「たなかふぇ」を運営しています。twitterID@mkuman

神谷真央(右)
1989生まれ。神奈川県足柄地区出身、松戸市に通う大学院生。千葉大学園芸学研究科にて地域計画学を専攻中。学部生のとき、所属していたダンスサークルの舞台の演出の経験からものづくりの楽しさを学ぶ。卒業論文では「震災復興に対する子どものまちづくりへの意識に関する研究」をテーマに、宮城県内の町で子ども達とまちづくりワークショップを行う。何事も考えるよりもとりあえずやってみてから悩む行動派。twitterID@styro_foam


※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。

※当日の様子はUST中継させて頂く場合がございます。 また撮影した
写真・映像は Web上で公開させて頂く場合がございます。
※申込み多数の場合は受付を締め切らせて頂く場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※参加者の方は当日、長靴・軍手・汗を拭くためのタオルなど農作業ができる服装をご用意ください。
※当日、お昼ご飯用のマイ皿、マイ箸、マイコップをお持ちください。
※小雨天決行。大雨の場合は中止にいたします。その場合、前日までにご連絡致します。

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