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池田剛介+山峰潤也+寺井元一「アートと地域の共生をめぐるトーク」

場所:FANCLUB

イベント内容

池田剛介+山峰潤也+寺井元一「アートと地域の共生をめぐるトーク」
開催日:2016年10月2日(日)15:00-17:30(14:50受付開始)
出演:池田剛介(美術作家)、山峰潤也(キュレイター)、寺井元一(株式会社まちづクリエイティブ)
定員:30名※定員に達した場合、ご予約いただいた方を優先いたします。
参加費:無料(1ドリンクオーダー制)※ご予約は問合せフォームから
会場:
FANCLUB
アクセス:千葉県松戸市本町20-10 ルシーナビル7階(JR/新京成線松戸駅徒歩2分)
主催:松戸市
企画:株式会社まちづクリエイティブ
協力:一般社団法人PAIR
お問い合わせ:コンタクト(MAD City)

「アートと地域の共生をめぐるトーク」

 美術作家・池田剛介がMAD Cityにアトリエを構えていたことからスタートしたmadcity.jpの連載「アートと地域の共生についてのノート」。執筆された5回の連載、そして連載後に行われたトークイベントでは、実社会においてアートが生み出せる効果、具体的には「中断」の効用が語られました。その後、池田が台湾でのレジデンス滞在や活動を行うなかで書かれた「アートと地域の共生についてのノート 台湾編」は、アーティストが参画し、台湾社会に大きな変化をもたらした「ひまわり学生運動(サンフラワームーブメント)」に池田も参加したエピソードから展開されてきたアートコラムです。

 この連載のなかでは、現在の日本で見られる地域アートプロジェクトとは異なるアートと地域(社会)の関わり方、つまり「地域にアート作品が配置される」などではなく「地域そのものがアート的になる」とでも言うべき、新たな関係性を模索するかのような考察が綴られてきました。このたび、台湾編全6回が公開され、連載が終了するタイミングで、池田同様に台湾のアートシーンをよく知るキュレイター山峰潤也と、MAD Cityで地域・まちづくりの現場に関わってきた寺井(株式会社まちづクリエイティブ)をゲストに迎え、これまでの連載を通じて「アートと地域の共生について」語るトークセッションを行います。

連載「アートと地域の共生についてのノート」

《モノの生態系 – 台南》2015|一方の壁面には、台南の街中でのリサーチを経て集められたモノたちが配置され、その向かいの壁面にはソーラーパネルが設置される。付近のライトがコンスタントに明滅することでソーラーパネルが少量の電力を生み出し、向かいの壁面にあるモノたちへとエネルギーを供給する。エネルギーはモノたちの微細な動きや音へと変換される。

※当イベントは松戸市文化芸術振興講演会です。松戸市文化芸術振興講演会は、松戸市文化芸術振興基本方針の推進のため、文化芸術を取り巻く新たな分野についての専門家を講師に招き、地域文化を牽引する参加者とともに学び合える場創りを目的としています。多くの市民の方のご参加をお待ちしております。

プロフィール

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池田剛介(Ikeda Kosuke|美術作家)

1980年生まれ。美術作家。2005年東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。平成17年度文化庁新進芸術家在外研修員としてボストン滞在。平成27年度ポーラ美術振興財団在外研修員として台北滞在。
自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作活動を行う。近年の主な展示に「Regeneration Movement」(國立台灣美術館、台中)、「モノの生態系 – 台南」(絶対空間、台南)、「Tomorrow Comes Today」(國立台灣美術館、台中)、「あいちトリエンナーレ2013」(納屋橋会場、愛知)、「メルボルン芸術発電所」(RMITプロジェクトスペース、メルボルン)など。
www.kosukeikeda.net

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山峰潤也(Jyunya Yamamine|キュレイター/水戸芸術館現代美術センター)

東京芸術大学映像研究科メディア映像専攻修了。文化庁メディア芸術祭事務局、東京都写真美術館、金沢21世紀美術館を経て現職。
主な展覧会に「3Dヴィジョンズ」「見えない世界の見つめ方」「恵比寿映像祭(4回–7回)」(以上東京都写真美術館)、「Aperto04 Nerhol Promnade」(金沢21世紀美術館)。
ゲストキュレイターとしてwaterpieces(2013、ラトビア、Noass)、SHARING FOOTSTEPS(2015、韓国、Youngeun Museum of Contemporary Art)、Eco Expanded City(2016、ポー ランド、WROセンター)などに参加。
2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員として、台湾の映像作品とその保存修復に関する調査。

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寺井元一(Terai Motokazu|株式会社まちづクリエイティブ代表取締役)

1977年生まれ。2002年、NPO法人KOMPOSITIONを設立。2010年、クリエイティブパワーによる地方都市の活性・再生を実践すべく株式会社まちづクリエイティブ(http://machizu-creative.com/)を設立。自社のモデルケースとして千葉県・松戸駅前の極小エリアを「クリエイティブな自治区」にする、MAD Cityプロジェクトを開始。以降、同エリアにて原状回復不要や入居者コミュニティ支援などの特徴をもつ不動産サービスを軸に、170人以上のクリエイティブ層の誘致を実現。
現在ではMAD Cityのモデルをもとに、他地域でのエリアマネジメント支援なども展開。リノベーション、地域アートプロジェクト、クリエイティブシティ、空き家活用、住民コミュニティ支援、エリアブランディングなどを含んだ独自の知見を提供している。

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