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みんなのものはみんなで作ろう。MAD マンション共用ルームDIYリノベーションレポート第1弾
マンションって、よく共有スペースや共用部がありますよね。キッズスペースとか、カフェラウンジとか、シアタールームとか豪華なものがあるマンションも少なくないと思います。
MAD CityでマンションといえばMADマンション。MAD City関連のいろいろな記事をお読みいただいている方にはおなじみの改装可能なシェアマンションです。
今では全室満員御礼、と申し上げているこちらのマンションですが、実は一室だけ住んでいる人がいない部屋があります。
それがこちらのお部屋。レトロ感あふれる和室です。
そしてこの歴史を感じさせるキッチン。
なんというか、レトロ和室好きにはたまらない感じのこのお部屋。ですがやっぱり畳が少しぶわっとしていたり、塗装がはげたり汚れたりと、古い物件にありがちな難点もありました。MAD City不動産ではそういうレトロ物件も改造可能物件としてご紹介してはいるのですが、ここはコミュニティマンション。改装だってコミュニティですればいいじゃない!ということで、MADマンション入居者による改装が着々と進んでいるんです。今回はその改装の模様をお届けします!
もともとイベントをするのが得意なMADマンションの皆さん。2012年12月にはMAD City GalleryとMADマンションを往復するイベント、Black Bakery ONE DAY MARKET & White Life Exhibitionも開催されました。
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いつの間にかマンション内で結成されていたてしごと食堂では入居者やMAD City住民を招いての保存食作りワークショップが開催されていたり、とにかくみんなでやってみるのが好きな入居者の皆さん、みんなで何かやってみるための部屋だってみんなで作ってしまえ!というわけで改装がはじまったんです。
最初はこんな感じだった和室。
みんなで押し入れを壊していきます。仕切りの板は案外簡単に外れるそう。
鴨居もノコギリとバールで外していきます。
ここまでが第一回目の改装。この日のテーマは「解体(こわ)す」でした。
そして第二弾の改装。
この日は「塗装(ぬ)る」。テーマは「パリの屋根裏部屋」だそうで、キッチンがワイン色に塗られていきます。
もともと汚れが目立っていたキッチンも、
塗装が変わるだけで見違えていきます!
まじめに塗っている人がいるかと思えば、
なんかふざけている人もいます。が…
細部まで塗りおえたキッチン。裸電球の照明の効果もあって本当に屋根裏部屋みたいになってきました!
そして写真の奥、畳の部屋だった場所に見えるフローリングは…?というと…
和室の畳を外して出てくる荒床です。畳を強いてある状態だとかなりぶわっとしていた床。今回畳を外してみたところ、多少のゆがみはあるものの荒床には大きな傷みは見られませんでした。ここにこのあと本物のフローリングを貼っていく予定だそう。
「畳寄せ」と呼ばれる壁のヘリの部分と荒床との隙間の長さが場所によって違うのが分かるでしょうか。このゆがみも平らになるようにしていくそうですよ。乞うご期待!
この共有ルームの改装、真夏になるまでには完成させたいとのこと。ワークショップ会場、パーティ会場、みんなの図書館と、使い道もいろいろなアイデアが出ています。madcity.jpではまた改装の様子をレポートしていきたいと思っています。どうぞお楽しみに!
持ち家ならともかく賃貸で、しかも集合住宅でDIYリノベーション。これだけでも珍しいのに入居者みんなで共有ルームを改装しちゃうなんてなかなかできることではありません。でもそれができちゃうのがMAD Cityのいいところ。ひとりでは力不足な作業でもみんながいればこわくない。これぞコミュニティの力なんじゃないかなーと今回レポートして思いました。みんなの力で変わっていくMADマンション、これからも楽しみです。
じつはオーナーさん自らDIY改装しているマンション、なんてものもあります。
そのオーナーさんご本人に改装のお話が聞けるこちらのイベントもご参加募集中!マンションのセルフリノベ、DIYにご興味のある方はぜひどうぞ。
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