未来のヴィンテージ

東京から千葉と茨城を抜け宮城までをつなぐ国道6号線。

別名水戸街道とよばれるこの国道は、かつては東北と江戸の交易のために重要な街道で、現在も市民の主要道路として車の交通が盛んな通りです。

そして6号線があったために、松戸は宿場町として繁栄し今もその名残を残しています。

だからでしょうか、6号線はまちの構成に影響を強く与えていて、松戸駅から6号線まではアーバンな雰囲気がありますが、それを超えると徐々にルーラルな地域になってくるという、つくられ方をしています。

今回はそんな国道6号線沿いのルーラルな側に位置する小ぶりなマンションをご紹介。改装可能な3部屋と工務店であるオーナー様が自ら直された1室の計4部屋を募集いたします。

まるで街の発展を見守ってくれていたかのような歴史と深みを感じられる外壁が特徴的なこの物件は昭和44年に建設されました。

ブラウンの屋根に凸凹のある梁と廊下、そして趣きのあるホワイトの壁面は、まるでスイスの首都ベルンの町並みを思い起こさせてくれる雰囲気です。

室内は基本的には同じ間取りの2DK。4.5帖と6帖の2部屋に、ピストルのようなカタチをしたDK、そしてトイレ・バス・洗面所がそれぞれあります。

2部屋の間仕切りをとれば、広々10.5帖の一室になるためちょっとした住居兼作業場にはちょうど良い感じ。コーヒーの焙煎をしたり、家具を手作りしたりする方にはぴったりかもしれません。

こちらの物件は101号室を除いてはDIY・改装可能！壁・床の張替え、浴槽の交換など、オーナー様に事前の承認を得れば比較的自由にいじることができてしまいます。

でも、古いお風呂はちょっと・・・という方にも朗報。既に内装済の101号室以外は、バランス釜ではありますが、新品をオーナー様にて設置してくれます。これは初めてDIYする方にとってはすごく嬉しいですね！

もちろんレトロで古いので住んでから色々あるかもしれません。サッシが歪んでいたり、床が傷んでいたり、想定外のことも起きるでしょう。

でも、それでもなお、自分のスペースをつくりたい方にはこの物件はオススメです！寛容なオーナーさんがきっとそのプランを気持ちよく承諾してくれるからです。

マンション創成期に建てられ、時を重ねて味わいを増したマンションで自分のスペースをDIYで創造していく。

そしてその暮らしの連鎖がこの建物の価値になり、受け継がれていく。そんなことが続けば建てた方、住んだ方、そして街にとっても誇れるマンションになるかもしれない。

そんな時間と愛着の積み重ねを楽しんで頂ける方からの、ご応募をお待ちしております！

賃料表