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入居者もMAD Cityのスタッフとして働いてもらっています!MAD City住民の音楽家・西川裕一さん(SYLIANRUE)へインタビュー
コワーキングバーのスタッフはMAD City住民
MAD Cityでは今年7月から、これまでのコワーキング/イベントスペースのFANCLUBをコワーキングバー/レンタルイベントスペースへとリニューアルして運営しています。会費3,240円/月(税込)で火曜日を除く平日は19:00〜23:00まで仕事終わりに飲みつつ、副業や起業のための仕事場として使用できるラウンジをご提供しています。
松戸駅周辺に在住の若手社会人の皆様、コワーキングバーで勉強・活動・交流しませんか?
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さてそんなコワーキングバーを運営している2名のスタッフはMAD Cityの入居者です。今回は9月からコワーキングバーのスタッフとして働き始めたMAD City住民の音楽家・西川裕一さん(SYLIANRUE)に普段はどんな仕事や活動をされているのか、なぜコワーキングバーのスタッフとして働くことになったのか、などインタビューしてきました。
SYLIANRUE(ウェブサイト)
SYLIANRUE(Facebook)
SYLIANRUE(Twitter)
西川裕一(Facebook)
ウェブ制作業、グラフィックデザイナー、そして音楽プロジェクト「SYLIANRUE」
西川さんは現在、MAD Cityの代表的な物件の一つであるPARADISE STUDIOを拠点に居住・音楽制作をされています。昨年4月まで某テレビ局などでウェブ系のニュース記事を作成する仕事などをされてきたという西川さん。しかしウェブ制作業はあくまでも収入を得るためだそうで、ライフワークは音楽です。
昨年の4月から7月までの間はジャパンファウンデーションの招聘を受け、舞台と公演のためにインドへ行かれたそうです。舞台と公演終了後もインド放浪を続けた西川さん。たくさんの出会いや発見があったそうで、その土地や文化にあった音楽の魅力があることを再確認したと話してくれました。つまり、例えばロックンロールが1950年代半ばに現れたアメリカの大衆音楽スタイルであるように、その国や地域の土地や文化に合った音楽の魅力があるということを感じたそうです。
「日本人として生まれ日本で生活することと、創る音楽との関係にリアリティを感じたいというところから、たとえば四季の移り変わりや水墨画の滲みや掠れや余白の捉え方、和食の味付け味分け方などといった日本人特有の繊細な感覚に意識を置くような音楽をつくりたい」と西川さん。西川さんの楽曲はこちらから聴くことができます。
インド放浪後、帰国してからの居住・音楽制作の場所を探していた西川さん。現在もMAD City住民であるダンスパフォーマンスグループAAPA(アアパ/Away At Performing Arts)からの紹介がきっかけとなり、昨年10月からPARADISE STUDIOへの入居を決められます。そして同時に昨年からグラフィックデザイナーとしても活動をはじめるなど、仕事や音楽活動の幅を広げられています。
家賃の安さ、クリエイターの集積
これまでも楽器演奏可能な賃貸物件に住んでいたことがあったという西川さん。なぜMAD Cityの物件への入居を決めたのかを聞くと、「まずは家賃の安さ、あと楽器演奏可能な防音部屋、そしてクリエイターたちがたくさんいて、何か面白いことが起きそうだから」と話してくれました。
MAD Cityのイベント、入居者同士の交流、スタッフとのコミュニケーション
「人とのつながりが欲しかった」と西川さん。ふつうの不動産仲介・管理会社であれば物件を紹介して、あとは更新の時期まで連絡を取ることはないなんてよくある話です。しかしMAD Cityは違います。MAD Cityや入居者によるイベントやプロジェクトがたくさん生まれていて、入居者同士の交流やスタッフとのコミュニケーションも日常的に当たり前に行われています。不動産管理会社であるMAD City(厳密には株式会社まちづクリエイティブ)と入居者との距離が近いからこそ、西川さんがコミュニティスペースに興味を持っていることもMAD Cityスタッフは知っていて、コワーキングバーのスタッフを募集する際に、ピンポイントで西川さんに依頼することができたわけです。
コワーキングバーは現在、会員募集中です
入居者でもあると同時にコワーキングバーのスタッフでもある西川さんは、コワーキングバーの今後について色々構想しています。例えばコワーキングバーのことをもっと色々な人に知ってもらうための施策や、MAD City住民同士の交流の活性化のアイデアなどたくさん話してくれました。
そんなコワーキングバーでは現在会員募集中です。まずはイベントにお気軽にお越しください。
著者プロフィール
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funahashi taku
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空き家を魅力的な「まちのコンテンツ」に生まれ変わらせたり、社会的課題解決のツールとして活用したい、そんな観点から書いているブログ「空き家グッド」を運営しています。2015年6月からはMAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に記事をちょくちょく寄稿しています。
http://akiya123.hatenablog.com/
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