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SAVE TOHOKU in 松戸 – RAVE, LIVE and TALK レポート
2011年4月17日(日)、東京藝術大学・毛利嘉孝研究室の主催により、
東日本震災義援プロジェクト「SAVE TOHOKU in 松戸」が開催されました。
緊急物資を集め、NPO法人セカンドハーベストを通じて被災地に送るプロジェクトです。
会場は江戸川河川敷とMAD City Galleryの2会場。
昼間はあわせて江戸川で音楽パーティーを行い、夜にはMAD City Galleryでトークイベントを開催。
まちづクリエイティブは河川事務所との交渉や、会場近隣の町会や商店とのコミュニケーション、
イベント当日は苦情対応を始めとする会場管理を行うなど、
企画と地域をつなぐコーディネーターを務めました。
なお今回集まった物資や募金については、公式WEBサイトでレポートが掲載されております。
あわせてこちらもご覧ください。
SAVE TOHOKU! http://jp.flavors.me/ravetohoku
自由度の高い江戸川
当日は天気が良く、江戸川の河川敷では釣りをする人から散歩する人、楽器の練習をする人、
お互いに髪を切りあう人?までたくさんの人がそれぞれの楽しみ方をしているなか、
野外でお酒を飲みながら、音楽を聴いたり話をしたりと、気持ちの良い時間を過ごしました。
なかには現地で飛び入りで参加するおじいさんもいるという自由空間!
都内の河川はほとんど公園化して厳しく規制されていますが、
江戸川にはそういった縛りはまだなく、自由度の高い使い方が可能です。
もちろんその分、近隣のローカルコミュニティとの連携が必須ですが、まちづクリエイティブには
地元からの前向きな意見が集まっており、可能性のたくさんある空間です。
地元パワーで7kgの肉の塊登場
フードやドリンクメニューには、地元商店から成島酒店、青木商会(文具屋)、酒蔵・日吉などの
店舗にご協力いただきました。ビールやスペインの肉料理・シュラスコ、モツなどは、MAD Cityでは
今や定番ともいえるパーティーメニュー。
ちなみに、シュラスコの器具一式を提供いただいた青木商会は文具屋ながら、
他にもBBQセットやケバブセットを自作するなど、店主自ら「もはや文具屋ではない」と語る、
マッドシティの文化を体現する存在。
駅最短のイベントスペース
日が暮れてからは、会場をMAD City Galleryに移してトークイベントを開催。
福島出身の若手研究者による原発問題のレポートや質疑応答など、
地元の方も混ざり活発な議論が交わされました。
トーク後は、同じ会場で交流会&DJタイムに突入。
最終的にはギャラリーがある自治会長の会長もホロ酔いで踊るという一幕も・・・。
朝から晩まで、マッドシティをとことん楽しみ尽くすイベントとなりました。
アイディア募集!
まちづクリエイティブでは、今後も江戸川やMAD City Galleryをはじめ、
マッドシティのリソースを活用した様々な企画をサポートしていきます。
これから徐々に暖かくなってきて、野外イベントのシーズンが到来します。
また松戸駅西口至近のMAD City Galleryでも、路面を全開にしてイベントを行うことができます。
今後もイベント企画をサポートしてまいりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
CONTACT http://madcity.jp/main/contact/
———-<以下は事前の告知時の記事になります>———-
地元の方々にご協力いただき、下記イベントを開催することになりました。
河原でのレイブとギャラリーのトークイベントの2本立て。
当日は松戸名物?のモツやシュラスコもあります。
タイムテーブルなど詳細はこちらをご確認ください。
みなさまぜひご参加ください!
—
東日本震災義援プロジェクト:食品募集/物資募集
SAVE TOHOKU in 松戸
RAVE, LIVE and TALK
日時:2011年4月17日(日)10:00〜22:30
会場:
主催:東京藝術大学毛利嘉孝研究室
協力:おっとり社、株式会社まちづクリエイティブ、カルタイ震災支援プロジェクト
3月11日の大地震から一ヶ月が経ちました。
被災地ではまだまだ多くの人々が厳しい生活を強いられています。
東京藝術大学音楽環境創造科の毛利嘉孝研究室では、
東京藝術大学の在校生、卒業生を中心とする音楽企画グループおっとり社と
松戸を拠点に活動するまちづクリエイティブと協力して、
東日本震災義援プロジェクト「SAVE TOHOKU in 松戸」を緊急開催します。
これは、音楽ライブイベント、野外音楽パーティー、トークイベントを通じて震災のことを考えながら、被災地に送る物資や募金を集めようというものです。
会場は2カ所。
MAD City Galleryでは、震災をめぐるトークイベントやミニライブが行われます。
江戸川河川敷では、〈レイヴ〉と呼ばれる音楽パーティーイベントを行います。ここではDJやミニライブで音楽を楽しみながら、屋台で食べ物を食べたり、話をしたりする場を作ります。
2つの会場に、震災義援窓口を設置します。
下に記したような今緊急に必要な食品や物資を持ち寄っていただければと思います。
また被災地に物資を届けるための支援募金も同時に受け付けます。
集まった食物や物資、そして義援金は、食料のセーフティネットを作り、
東北地方に物資を届けている特定非営利活動法人セカンドハーベスト・ジャパン(*)を通じて
被災地に送り届けます。
みんなの力で東北を応援しましょう!!
※セカンドハーベスト・ジャパン
http://www.2hj.org/index.php/jpn_home
今必要な食料/物資の例(4月6日現在)
必要なものは毎日変わるので、できれば当日下記のHPでご確認ください。
今回は布団や衣服、靴、玩具等の受付は行いません。
http://www.2hj.org/index.php/news_j/disasterrelieffooddonations/
・食品、飲料(全て賞味期限内、未開封):
米(無洗米も大歓迎、玄米は不可)、ペットボトルの水、缶詰、レトルト食品、粉ミルク、離乳食
・炊きだし用品(未使用のもの):
紙皿、プラスチックスプーン、プラスチックフォーク、割り箸、サランラップ
お問い合わせ:
東京藝術大学毛利嘉孝研究室
mouri@ms.geidai.ac.jp
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