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MAD Cityの運営施設「いろどりマンション」では、ほぼ解体された3DKのお部屋をまるごと1室、共有ルームとして開放しています。

未来の不動産屋はどうなるか?(1)共有ルームの未来

MAD Cityの住民サポートサービス

MAD Cityでは独自のビジョンを掲げ、入居者の自発性を高めることでアイデアやアクションを引き出す「人」による独自のまちづくりを行っています。

そこでMAD Cityでは住民の皆さんが毎日をもっと刺激的に楽しめ、「まちづくり」との接点が生まれるように、さまざまなサポートサービスを提供しています。自分の家を暮らしやすく整えたり、自分の好きなことに打ち込んだり、自分らしい仕事を作って仲間を巻き込む、そんな人たちの暮らしを応援します。最新のサポート全容は改めて近日お知らせする予定ですが、今回は先がけて、その1つである「共有ルーム」についてご紹介します。

共有ルームって?

MAD Cityには、入居すると「共有ルーム」がついてくる物件があります。自室とは別に、入居者交流用スペースになったり、DIYの作業場として使われたり、余った木材や共有可能な機材の置き場になったりと、様々な用途で使える部屋が利用できるということです。お部屋をDIYリノベーションしているMAD Cityの先輩たちに、DIYの知識や技術を学んだりできるかもしれません。

MAD Cityの運営施設「いろどりマンション」では、ほぼ解体された3DKのお部屋をまるごと1室、共有ルームとして開放しています。

MAD Cityの運営施設「いろどりマンション」では、ほぼ解体された3DKのお部屋をまるごと1室、共有ルームとして開放しています。

交流にDIY作業に一時避難部屋に、使い方は様々

MAD Cityの物件によって共有ルームの状態は大きく異なります。工事真っ最中のような大工作業の部屋もあれば、一時避難的に過ごせる部屋もあるなど、その他の入居者を含めた物件全体の状況によって変わります。新居の内見時には共有ルームもしっかり見ておきましょう。

共有ルームは入居者交流用スペースになったり、DIYの作業場として使われたり、余った木材や共有可能な機材の置き場になったりと、用途はさまざまです。

共有ルームは入居者交流用スペースになったり、DIYの作業場として使われたり、余った木材や共有可能な機材の置き場になったりと、用途はさまざまです。

現在の共有ルームは今回例示したような使われ方をしていますが、例えばキッズスペースやカフェラウンジ、シアタールームなど、その時々の入居者コミュニティの中で必要な空間にアップデートしていくことも可能です。

共有ルームがない物件にお住いの方にも、こんなサポートを提供しています

また、共有ルームがない物件に居住する方も、共有ルームでの交流会に参加したり、FANCLUBという弊社レンタルスペースを使ってイベントを開催することが可能です。

FANCLUBでは現在、入居者によるヨガ教室や音楽イベント、ものづくりワークショップやゲストをお招きするトークイベントなどが開催され、年末にはMAD City主催の大忘年会も行っています。

こういったサービスを通して、入居者の皆さんの創造性を形にできる環境を整えていきたいと思います。今後のサポートサービスにご期待ください!

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著者プロフィール

funahashi taku

funahashi taku

空き家を魅力的な「まちのコンテンツ」に生まれ変わらせたり、社会的課題解決のツールとして活用したい、そんな観点から書いているブログ「空き家グッド」を運営しています。2015年6月からはMAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に記事をちょくちょく寄稿しています。
http://akiya123.hatenablog.com/

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