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余白のデザインVol.04
イベント内容
余白のデザインVol.04開催日:2016年11月3日(木・祝)17:00~22:30
出演:*音楽 Sothiac (from Italy) /DJ RYOHEI /Takkidude + NORIHIKO /SYLIANRUE /庄子渉 /五味俊也 *身体表現 李真由子 *ボディペイント KINOTAKE *ライブペイント Ao Kawata *FOOD/DRINK 柳田百合子
DJ:DJ 月光
参加費:前売 2,000円(1Drink別) 当日 2,500円(1Drink別)
会場:FANCLUB
アクセス:千葉県松戸市本町20-10 ルシーナビル7F(JR/新京成線松戸駅西口から徒歩2分)
主催:SYLIANRUE
協力:まちづクリエイティブ
お問い合わせ:yohaku.letter@gmail.com
※こちらはMAD City入居者主催によるイベントです。詳細については主催者に直接お問い合わせください。
余白のデザインVol.04
「余白のデザイン」は今回で4度目の開催、松戸・FANCLUBでの開催は昨年7月以来となります。音楽/ボディペイント/ライブペイント/ダンス/フードなどが共存共生するイベントとしてお送りします。
今回はイタリアからもゲストを迎え、より幅の広い内容で開催いたしますのでぜひご来場ください。
「余白のデザイン」は水墨画や日本画などの、余白も含めて鑑賞するというものの見方を手本にしています。
音と音の隙間に何が聴こえるのか。音楽の奥に何を感じるのか。人の話し声や空調のうなり、グラスがたてるキンッという高い音などを何もないかのようにやり過ごしたりうるさいと感じるのも感性のひとつですが、それも音楽の一部として耳を傾けてみること、楽器音以外の音にも意識を向けてそれに気付いておくこと、それもライブの楽しみ方のひとつでしょう。
音楽、絵画、ダンスなどの芸術には必ず余白が存在します。それらを鑑賞することはその余白をどう楽しむかということでもあり、それは鑑賞者であるあなたの積極的、能動的な想像力しだいなのです。
「音楽においても、芸術の中で最も実証的なものである書かれた言葉におけると同様、聴くものの想像力によって補足されるひとつの空隙が常に存する」 ー ボードレール
環境や物事と共存共生するというのは日本人の感性の特徴だと思います。それはたとえば庭の景色を絵画と見立てる窓のつくりや日本の高温多湿に備えた土壁などをあしらった昔の日本家屋に顕著に表れています。日本人が本来持つ、静寂や移ろいに心を寄せる美意識、共に存在し合うことのできる感性を再確認したいというのが、このイベントとSYLIANRUEがいま鳴らしている音楽の由来です。このような感受性は、利己的な人間に対する戒めや争いごとを無効化することのできる大切なものになり得ます。
出演者
YUICHI NISHIKAWA:ヴォーカル/シンセサイザー/ラップトップ/作詞/作曲
SYLIANRUEのメインコンポーザーであり、同時にコンテンポラリーダンスや演劇など舞台芸術においてサウンドデザイナーとしても活動している。他にもアートイベント「余白のデザイン」「bosh!」主催など活動は多岐に渡る。国内外のダンサー、画家、書道家などとも共演、ジャンルの隔たりを取り払った未知の表現を常に追い求めている。
http://sylianrue.wixsite.com/yohakulab
2011年 1stアルバム「Smokey Valley」、コンテンポラリーダンスのためのサウンドトラックミニアルバム「Circulation」リリース
2014年 国際交流基金ニューデリー支部でダンサー:前納依里子とインド公演をおこなう
2015年 NEW MAD PARADISEで8時間即興ロングセッションを2日間おこなう
2015年 「余白のデザイン Vol.1」主催、以降これまでに3度開催
2016年 野外アートイベント「Bosh」主催
庄子渉:シンセサイザー/ラップトップ
1987年、仙台市出身。PARADISE AIRディレクター、おっとり社共同代表。
音や音楽を通じて、様々なスケールでの時間や空間づくりに取り組んでいる。
2010年、東京芸術大学音楽環境創造科卒業。
五味俊也(ごみしゅんや):ドラムス/編曲
1984年7月27日生まれ
4歳の頃よりピアノを始める。高校入学後に打楽器、ドラムを演奏し始める。大学卒業後、山口とも氏のアシスタントを経て、プロドラマーとしての活動を開始。以降、さまざまなミュージシャンの国内外でのツアーに参加、またライブ、レコーディング、TV出演など行い、現在に至る。
ロック、ポップス、ファンク、R&B、ジャズ等、ジャンルを問わずに、幅広いその演奏スタイルはさまざまなミュージシャンからも評価が高い。
2015年には、自身が立ち上げたプロジェクト「キヲク座」の1stアルバムをリリース。ミキシングエンジニアにはシカゴ音響派のトータスのジョン・マッケンタイヤ氏、マスタリングエンジニアにはオノセイゲン氏を迎える。
同作品は最先端レーベルの一つ、Modularの新進気鋭アーティスト、ジョナサン・ブーレ氏やジャズミュージシャンで文筆家の菊地成孔氏、また映画監督の堤幸彦氏など国内外のアーティストから絶賛される。
2009年、日産「CUBE」のラジオCMのレコーディングに参加
2011年、廃品打楽器グループ「TICOBO」で韓国の主要5都市でのツアー公演
2012年、フランス、パリで開催されたJapan EXPOメインステージにて演奏
2013年、Bjork氏の来日時に日本科学未来館で開催されたBiophilia Educational workshopの講師を務める。
2015年、世界150の国と地域で放送されているNHK-World「Blends」に出演。
主な参加プロジェクト、及び共演アーティスト/ミュージシャン
キヲク座
空気公団
久石麻衣
高井亮士(Ex 佐藤竹善、Sotte Bosse)
越田太郎丸(Ex 岩崎宏美、葉加瀬太郎)
POLA-GRAPH
こと(篠笛)
ツチヤニボンド
チャンチキトルネエド(Exあまちゃんビッグバンド)
ドン・マツオ(Exズボンズ)
フラワービート
リトルキャロル
片岡まさのり
大橋エリ(Ex 東京楽竹団)他、多数
Takkiduda+NORIHIKO
Takkiduda
生音と電子音を使って即興で想いのままに音を奏でる男女ユニット。 その瞬間に感じるまま音を鳴らし、その場で曲を構築していくという実験的演奏スタイル。聴覚のみの表現に留まらず、映像等の視覚的表現も即興で織り交ぜ「空間を体験する」という視点での作品作りを試みている。役者、踊り、演出家として活動する中村軌久が踊り、フルートとして参加。 3人から生まれる自然発生的表現。各々が発した音が重なり音楽が生まれていく、音と動きと映像が絡まり合い空間が生まれていく、その様を眺めてほしい。主に東京都内で活動。海外での演奏活動も行っている。
NORIHIKO
俳優、パフォーマー。1985年8月25日生まれ、A型乙女座。早稲田大学教育学部在学中より演劇を始める。舞台を中心に演劇活動を行う他、パフォーマーとしては一人芝居(コント)、インプロ、ダンスパフォーマンス等多彩なレパートリーを保持。既存の芸術ジャンルを越境・逸脱しつつも芸術表現における原始的な楽しさや気品を失わないような作品づくりを信条として、国内外でパフォーマンス活動を続けている
Sothiac
Pat Moonchy (vo, synth, electronics)とLucio Liguori(gt, pedals, gongs)のデュオプロジェクト。それぞれが様々の音楽の言語(ドローン、サイケデリックドゥーム、アバンギャルドなど)を独自に解釈し強烈なハーモニーを生み出す。大小のステージ(クラブ、ディスコ、劇場、ライブハウス)に合わせて毎回異なるパフォーマンスを行う。
Moonchyは幅広いレンジを持つボーカリスト。自然の声を、色彩豊かな楽器としてあやつり、不思議な「ダブルボイス」も使う。音楽のリサーチ力にも長けており、独特のアナログ楽器を利用。
Liguoriは複数の楽器を用いる作編曲家、プロデューサー、エンジニア、プログラマー。
二人それぞれミュージックシーンで活動を展開しており、下記の国際アーティストとのコラボレーションも実現している: Faust, Sawada, Lino Liguori, Dirk Dhonau, Angelo Contini, Roberto Aglieri, Stefano Giust, Matteo Pennesse.
https://sothiac.bandcamp.com/
https://app.recordunion.com/Profile/91392#.V4Oil0uic1g
https://www.youtube.com/watch?v=M01ls5E-HsU&spfreload=10
https://m.soundcloud.com/sothiac
https://www.facebook.com/Sothiac711582828927293/timelin
https://www.youtube.com/watch?v=6rS5kjnBaHI
DJ RYOHEI (nui):DJ
5才から15才までクラシックピアノを嫌々習い17才まで真剣にサッカーをする。高校2年の時Jリーガーになる事を諦めDJに転職、地元浜松のクラブで活動を開始し停学になる。
上京後は倖田來未、keyco、傳田真央などのツアーDJやレコーディングを数多くこなし、その後はKANKAWA、Dennis Chanbers、Soulive、Gary Bartz等の世界的ミュージシャンのバンドにも参加。 その他にも画家、舞踏家、陶芸家、華道家等との作品も数多く制作するなど様々な場所でDJとしての可能性を追求し続けている。
現在は千葉県柏市に刺繍専門店「縫-nui-」をオープン。渋谷芸術祭優秀賞受賞や、多くの衣装、ブランドの刺繍を手掛けるなど刺繍家としても活躍中。
李真由子:コンテンポラリーダンサー
幼少よりクラシックバレエを始める。コンテンポラリーダンスを加賀谷香、東野祥子に師事。加賀谷香、東野祥子、大植真太郎、平原慎太郎作品に出演。小野寺修二振付のPVや、演劇作品では赤堀雅秋作・演出「大逆走」にもダンサーとして出演。また、振付家としては19thダンスコンペティション21振付部門第2位受賞。
KINOTAKE:ボディペインター
都内の専門学校にて特殊メイクを学んだ後、映画・TV・ミュージックビデオ等の映像業界で特殊メイク/造形の仕事に携わる。
2012年、ユニット”KINOTAKE”を結成し、身体を使ったアートの創作活動を始める。2014年に半年間ヨーロッパへ滞在し、現地の芸術家の下で「身体芸術」を学ぶ。
帰国後、拠点を松戸へと移し、これまでの”身体に絵を描く”という二次元の表現から、”身体が属する空間の創作”へと表現の幅を広げ、人・物・空間の輪郭を視覚的に融合させることで生まれる様々な「矛盾」や「違和感」をキーワードに、日常とのコントラストを映し出す作品を創作する。
Ao Kawata:即興ペインティングパフォーマンス
空気と音を色で表現。
画家
感情や音を色で表現する。導く閃光。アートを一般人に浸食する為に、音楽やファッションと融合したアウトプットや、飲食店やライブハウスなどでの展示をライフワークとしている。
「love-it」
カワタアオのファッションデザイン名義。2001年始動。
主にteeシャツなどメッセージ性の強いグラフィティから、現在はコンセプチュアルなクロススデザイン(衣服)まで制作する。ミュージシャンなどの衣装も手掛ける。2015年にはLAで作品が紹介された。
「LAMPO」
イタリア語で”稲妻””閃光”の意味。art jam session band。ツインドラム、エレキギター、ライブペインティングの4人編成(Lp.カワタアオ)。音と絵の即興表現。魂の解放。都内や柏のライブハウス、野外、お祭りなどで活動中。
柳田百合子:フード/ドリンク
美味しいものに目がないカフェ店長。旅行好きで、各地でであった料理を作るイベント「Yuriko’s kitchen」を定期的に開催。日々、貪欲に料理を研究中。
パティシエの経験もあり、素材を活かした優しいスイーツを得意とする。
主催 SYLIANRUE
2009年結成。初期は打ち込みを多用するロックを主軸に置いていたが、メインコンポーザーである西川裕一の舞台芸術への参加とこれまでの幾度もの瞑想体験をきっかけにアンビエントサウンドへと移り変わってゆく。デジタル楽器と生身の人間との共存、そしてそれらを取り巻く環境との共生という日本的な感覚を軸とし、聴くものを内観へと誘う。
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